保守論客の独り言

社会の様々な問題に保守の視点で斬り込みます

マスコミ

「産業遺産情報センター」の展示に「いちゃもん」をつける朝日新聞(2)

《当時を知る人びとの証言が、貴重な価値をもつのは論をまたない。しかし、個々の体験の証言を取り上げるだけでは歴史の全体像は把握できない》(7月9日付朝日新聞社説) これはその通りだ。このことが分かっていたなら、「従軍慰安婦」の虚報はなかったは…

「産業遺産情報センター」の展示に「いちゃもん」をつける朝日新聞(1)

《5年前に世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」に関する展示をめぐり、日本と韓国の間で摩擦がおきている。戦時中の徴用工の説明について、日本側が十分な対応をしていないからだ》(7月9日付朝日新聞社説) 日韓で様々な軋轢(あつれき)…

安倍首相退陣表明について(5) ~小人閑居して不善を為す~

《新型コロナの流行への対応は、ちぐはぐだったと言わざるを得ない。 2次にわたる大規模な補正予算で様々な給付措置を実現したものの、煩雑な手続きや、支給の遅れに批判が集中した。マスクの一律配付や、首相が寛(くつろ)ぐ動画の配信に、違和感を覚えた…

安倍首相退陣表明について(4) ~哲学無き政権運営~

《第2次安倍政権は、国民に次々と期待を振りまく政策を展開した。 発足早々、大規模な金融緩和や財政出動など「三本の矢」からなる「アベノミクス」でデフレ脱却を掲げ、経済成長への期待から株価は上昇した。円高傾向も反転した。 だが実質所得は伸びず、…

安倍首相退陣表明について(3) ~<安倍一強>は<多弱>の裏返し~

《長期政権は「安倍一強」とも呼ばれる政治状況を生み、与党議員や官僚らの間に、首相ら政権中枢に過度に配慮する忖度(そんたく)をはびこらせた。 格安での国有地売却が問題視された森友学園を巡る問題では、官僚機構のトップとして君臨してきた財務官僚が…

安倍首相退陣表明について(2) ~裏のある得手勝手な批判~

《選挙で得た数の力に物言わせて進めたのは、国民の知る権利を脅かす特定秘密保護法、集団的自衛権の行使を認める安全保障法制の制定だった。 治安維持法の再来とされる「共謀罪」法も忘れてはならない。 いずれも国民に正面から訴えて信任されたとは言えな…

安倍首相退陣表明について(1) ~最後まで難癖を付ける各紙社説~

安倍晋三首相が体調の悪化を理由に辞意を表明した。これを受け各紙社説は安倍政権の総括を行っている。が、権力批判は「正義」とばかりに罵詈雑言(ばりぞうごん)が飛び交っている。口角泡を飛ばす姿は、もはや「病的」と言うに相応しい。 ― 〇 ― 《首相在…

靖国神社閣僚参拝について

《敗戦から75年の日に、安倍首相に近い3人を含む4閣僚が靖国神社に参拝した。自らは参らず、自民党総裁として玉串料を奉納するにとどめたとはいえ、政権全体の歴史観が問われる事態である》(8月16日付朝日新聞社説) 朝日の歴史観が絶対的なものであ…

GDP大幅減について

《内閣府が17日に発表した2020年4~6月期の国内総生産(GDP)は物価変動の影響を除いた実質で前期比7.8%、年率換算では27.8%それぞれ減った。 減少率はリーマン危機直後の09年1~3月期(年率17.8%減)を超え、景気の体感に近い…

森友を「済んだこと」にさせないと息巻く信毎社説

《国有地はなぜ大幅に値引きされて売却されたのか。公文書の改ざんは誰が何のために指示したのか―。森友学園をめぐる疑惑は、核心がいまだ解明されないままだ。「済んだこと」にさせてはならない》(7月12日付信濃毎日新聞社説) 社説の見出しには<「済…

財政再建派マスコミの迷妄を撃つ

「経世済民」(世の中をよく治めて人々を苦しみから救う)が解らないマスコミが多過ぎる。 《政府は楽観的な見通しを排し、財政再建に向けた道筋を描き直すべきだ》(8月2日付読売新聞社説) 《現実に即した財政再建の目標や道筋を再検討すべきだ》(8月…

九州豪雨について(2) ~脱ダム隠しの苦しい東京社説~

東京新聞の言い訳がましい社説が面白い。 《明治以来、治水の基本はダムと堤防であり、水を河道の中に治めることに力を入れてきた。治水工事をすればするほど、流域の水は河川に集中し、流量は増加する。近年の頻繁な豪雨はそれに拍車をかけ、毎年のように大…

九州豪雨について(1) ~民主党政権の失態~

《記録的な豪雨が九州を襲った。数十年に1度の雨が各地で降り、被害が広範囲に及んでいる》(7月7日付毎日新聞社説) まずは球磨川の氾濫である。 《熊本県南部を半円を描くように流れる球磨川は、山間の盆地や狭い谷を抜ける。「日本三急流」の一つに数…

都知事選について(1) ~政党も問題、マスコミも問題~

《東京都知事選は小池百合子氏が圧勝し、再選を果たした。一極集中がさらに進み、地方にも大きな影響を与える首都の選挙としては、論戦があまりに低調すぎたと言わざるを得ない》(7月7日付山陽新聞社説) 確かに<論戦があまりに低調すぎた>感は否めない…

通常国会閉会について(4) ~神戸新聞社説~

《感染再拡大への備えや政府対応の遅れ、政権を取り巻く疑惑の解明など課題は山積している。国民に長期戦への覚悟を求めながら、丁寧な説明をせず、議論を避ける。閉会を急いだ安倍政権の姿勢は、国民を代表する立法府の軽視にほかならない。 閉会中も国会は…

通常国会閉会について(3) ~北海道新聞社説~

《空前の危機への不断の対処が政治に求められている。国会閉会はその使命を放棄したに等しい》(6月18日付北海道新聞社説) 成程、不断の対処が政治に求められているのだとしても、国会での<不断>の議論が求められているわけではあるまい。 《安倍首相…

通常国会閉会について(2) ~東京新聞社説~

《通常国会が会期を延長せず、きのう閉会した。新型コロナウイルスの感染拡大で、国民の暮らしや仕事が脅かされ、政治の役割は増しているにもかかわらず、国会はなぜ、国民から負託された役割を果たそうとしないのか》(6月18日付東京新聞社説) なので臨…

通常国会閉会について(1) ~毎日新聞社説~

通常国会が会期を延長せず閉じられたことについて各紙社説は悪口雑言(あっこうぞうごん)を並べ立てる。 《延長を拒む理由は明らかだ。 後手に回るコロナ対策への不満や検察人事問題などから安倍晋三内閣の支持率は急落している。 最近では持続化給付金の不…

コロナ禍下における外国人労働者について

《コロナ禍で仕事を失うなど生活に困る人が増えるなかでも、とりわけ厳しい状況にあるのが日本で就労する外国人だ。一方的に労働契約を打ち切られるなど不当な扱いを受ける例もめだつ。「外国人との共生」が看板倒れにならぬよう、支援の強化が求められる》…

横田滋さん死去について(3) ~ゴルディウスの結び目~

《北朝鮮の非道さを非難するとともに、日本政府には問題の解決へ向けた有効な方策を急ぐよう強く求める》(6月7日付朝日新聞社説) 朝日もやっと北朝鮮を非難したかと考えるのはまだ早い。この日本語は曖昧である。語順を変えて、 日本政府には、北朝鮮の…

横田滋さん死去について(2) ~植民地支配という「嘘」~

今でも戦前日本は朝鮮を植民地化して悪逆無道なことを行ったのであるから、日本人が北朝鮮に拉致されても仕方がない面があると思っている日本人が少なくないのだろうと思われる。実際、日本は植民地支配に対する国家的謝罪を繰り返している。 「わが国は、遠…

横田滋さん死去について(1) ~各紙社説の白々しさ~

北朝鮮による拉致の被害者横田めぐみさんの父、滋さんが亡くなった。 各紙社説も拉致被害者およびその関係者に寄り添うが如くこの訃報を扱っているが、私はその言葉の白々しさに虫唾(むしず)が走る思いがするのである。 《この悲劇を繰り返してはならない…

検事と記者のずぶずぶの関係について

西日本新聞の永田健・特別論説委員は自問する。 《黒川弘務前東京高検検事長が記者と賭けマージャンをしていたことが発覚し、辞職に追い込まれた。 そもそも賭けマージャン自体が違法であるし、緊急事態宣言の発令中に「3密」状態で遊んでいたのもよろしく…

なぜ中学生は制服を着るのか

《福岡県の公立中1年のA君は「制服を着たくない」と悩み続けている》(西日本新聞 2020/5/30 11:00) という。 《A君は全員が同じ服を着用することで個性が軽視され、大人たちが納得する「中学生らしさ」が押しつけられているように感じるという》(同) …

『テラスハウス』とSNS(3) ~最初が肝心~

何が問題なのかを最初に掴(つか)み損なっては出る答えも出せない。「最初が肝心」なのである。女子プロレスラー木村花さんが自殺(?)したのはSNSで誹謗中傷を受けたからだと考えるのは余りにも短絡的である。それどころか、本質から目を背ける行為だ…

『テラスハウス』とSNS(2) ~炎上狙いのテレビ番組~

《リアリティー番組は、予測できない展開が視聴者を引きつけ、世界でも人気のコンテンツだ。「テラスハウス」も台本がないと宣伝していた。 しかし、実名で生身の自分をさらけ出すことになる。番組内で注目が集まれば、SNSなどで個人攻撃の的になる危険性…

『テラスハウス』とSNS(1) ~<恋愛リアリティー>と銘打った「やらせ番組」~

《男女6人の共同生活に密着するフジテレビ制作・放送の「テラスハウス」に出演していた22歳の木村花さんが亡くなった。番組内での言動をめぐり、人格をおとしめる投稿がネット上で繰り返され、自宅から遺書らしきメモが見つかったという。 番組はネットフ…

黒川検事長の辞職について(3) ~自分には多くを課さない人達~

《歴史の下降期、すなわち国家が分立主義の犠牲となって分裂する時期には、大衆は大衆であることを欲せず、大衆の一人一人が指導的人物であると信じ、すべて卓越した者に反逆し、彼らに嫌悪や愚昧や妬みを浴びせる。そういうときには、大衆は自分のばかげた…

黒川検事長の辞職について(1) ~法の支配~

《東京高検の黒川弘務(ひろむ)検事長が辞表を提出した。コロナ禍で外出自粛が求められているさなかに、産経新聞記者の自宅で賭けマージャンをしたと週刊文春が報じ、法務省の聞き取りに氏も事実を認めたという。 公訴権をほぼ独占し、法を執行する検察官と…

「アベノマスク」について(3) ~朝日のデマはもはや無効~

案の定WHOも指針を転換した。 《WHO=世界保健機関は新型コロナウイルスの感染が広がる中、マスクの使用に関する指針の内容を更新し、一般向けのマスクを着けても感染を予防できる根拠はないと改めて指摘する一方で、自分が感染している場合に他の人にう…