保守論客の独り言

社会の様々な問題に保守の視点で斬り込みます

ペンス米副大統領の対中演説について(2) ~見て見ぬ振りは卑怯~

nothing in the past year has put on display the Chinese Communist Party’s antipathy to liberty so much as the unrest in Hong Kong. Hong Kong has served as an important gateway between China and the wider world for 150 years. Hong Kong is o…

ペンス米副大統領の対中演説について(1) ~安倍首相が「一帯一路」への協力を表明するのはなぜか~

《ペンス米副大統領は24日、ワシントンの政策研究機関「ウィルソン・センター」で行った「米中関係の将来」についての演説で、中国が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺に海警局の艦船を派遣するなどの「挑発行為」を展開していると批判した。香港問題では事態…

「記述式」導入は大学入試改悪だ(2) ~おかしな改革をごり押ししているのは誰だ~

採点を民間会社に丸投げするのも問題である。 《受験が想定される50万人規模の解答を短期間で採点するには1万人程度の人員が必要だという。このため採点業務はベネッセコーポレーションのグループ会社に全て委託することになっている》(11月13日付西日本新…

「記述式」導入は大学入試改悪だ(1) ~生煮えの制度と批判~

萩生田光一文科相の「身の丈」発言によって動き出した大学入試改革への批判。英語の民間試験導入は一旦見送られたが、もう一つの目玉である「記述式」にも批判が高まっている。 《中途半端な手当てですませようとせず、いったん白紙に戻して検討し直すべきで…

「桜を見る会」中止では済ませぬ「スッポン」たち

《首相主催の「桜を見る会」について、政府が来年度の開催中止を決めた》(11月15日付朝日新聞社説) が、一端噛み付いたら離さないスッポンのような人たちは赦(ゆる)さない。 《安倍首相は数々の疑問に、いまだ何ひとつ、まともに答えていない。このまま…

「桜を見る会」について

《毎春、東京・新宿御苑で行われる首相主催の「桜を見る会」出席者が、第2次安倍政権発足以降、年々増え続け、首相の後援会関係者が大勢招待されている》(11月13日付朝日新聞社説) と野党連が噛み付いた。 《税金で賄われる内閣の公的な行事を私物化して…

米国のパリ協定離脱

《米政府が4日、地球温暖化対策の国際ルール・パリ協定から離脱すると国連に通告した。これから手続きに入り、1年後に協定から去ることになる》(11月6日付朝日新聞社説) このことをもって朝日社説子は、 《大国として無責任なふるまいといわざるをえない…

安倍首相の野次を「民主主義の危機」と非難する毎日新聞について

《6日の衆院予算委員会で、国民の範たるべき安倍晋三首相が、またも閣僚席から国会議員にヤジを飛ばしたのだ。これまでも物議を醸した首相のヤジや不規則発言だが、国会会議録を調べると出るわ出るわ、今年だけでその数、20回超……》(「やまぬ安倍首相のヤジ…

韓国国会議長の無礼三昧

《慰安婦問題をめぐり、今年2月に上皇さま(当時は天皇陛下)による謝罪を求めた韓国の文喜相(ムンヒサン)・国会議長(74)が、4日に東京である20カ国・地域(G20)国会議長会議を前に、朝日新聞のインタビューに応じた。自身の当時の発言につい…

オーストリア展覧会「JAPAN UNLIMITED」の認定取り消しについて

《ウィーンで開催中の展覧会について、在オーストリア日本大使館が友好150周年事業の認定を取り消した》(11月9日付朝日新聞社説) そもそもどうして大使館がお墨付きを与えたのかが分からない。 安倍晋三首相と思しき人物がインターナショナル・アセンブ…

中島岳志氏の保守論への疑問

朝日新聞のインタビューに応え、中島岳志氏は韓国への否定的言論の広がりの要因の1つを次のように述べる。 「韓国が経済成長で国力をつける一方、世界における日本の相対的地位が下がったこと。根底にはこうした変化があると思います。韓国の姿勢も『日本に…

英語民間試験導入延期について(5) ~入試を変えて英語教育を変えようとするのは横暴だ~

萩生田光一文部科学相は言う。 「子どもたちに英語4技能を身につけさせることは、これからのグローバル社会に必ず必要で、入試でどのように評価していくのか、できるだけ公平でアクセスしやすい仕組みはどのようなものなのか新しい学習指導要領で初めて実施…

英語民間試験導入延期について(4) ~スピーキングテストはやめるべし~

《準備してきた受験生や保護者、高校の教員らには、振り回されたことへの怒りや戸惑いがあるだろう。だが大きな欠陥を抱えたまま強行すれば、どれほどの混乱を招いたか計り知れない。見送りの結論は妥当だ》(11月2日付朝日新聞社説) 私はこの<妥当>とい…

英語民間試験導入延期について(3) ~英語4技能幻想~

《文部科学省は民間試験への理解を求めて、各地で説明会を開きましたが、教育現場からは試験を懸念する声が相次いでいました。 10月30日、岡山県で開かれた説明会には100人を超える高校教員が集まり、文部科学省の担当者が日本の高校生は英語を話す力や書く…

英語民間試験導入延期について(2) ~哲学なき変革は混乱を招くのみ~

《立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党の野党4党などは経済状況や住んでいる地域にかかわらず、公平に受験できる環境を整えるためにはさらに検討が必要だとして、導入を延期する法案を衆議院に提出しました》(NHK NEWS WEB 2019年11月1日 14時44分) …

英語民間試験導入延期について(1) ~民間試験は不要~

《萩生田文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、大学入学共通テストに導入される英語の民間試験について、来年度からの実施を延期することを明らかにしたうえで、試験の仕組みを抜本的に見直し、5年後の令和6年度の実施に向けて、改めて検討する考えを示…

即位の礼について(5) ~過去を軽んずることは、自らを軽んずること~

《政教分離の原則は、宗教戦争に明け暮れた欧州の悲惨な歴史を踏まえ、政治権力と宗教の分離を求めるものだ。権威を帯びても権力を振るわず、宗教団体を持たれない天皇の祭祀、儀式に杓子(しゃくし)定規に当てはめては、天皇を戴(いただ)く憲法の精神に…

即位の礼について(4) ~憲法と皇室伝統は矛盾する~

《平成の御代(みよ)替わりをおおむね踏襲した今回の即位の礼に対して、一部から、現憲法に反するとの指摘が出ている。もっと素直にお祝いできないものか》(10月22日付産經新聞主張) 思わず心の声が出たのかもしれないが、皇室の伝統的儀式と現行憲法が矛…

即位の礼について(3) ~憲法と皇室の矛盾~

《天皇陛下が即位を内外に宣言される「即位礼正殿(せいでん)の儀」が、皇居・宮殿で行われた。一連の皇位継承の中心をなす伝統儀式が挙行されたことを心よりお祝いしたい》(10月23日付読売新聞社説) 陛下が即位を宣言されたことがお目出度いのであって、<…

即位の礼について(2) ~「憲法下の象徴像」って何なのだ?~

《政府は「前回検討済み」として、見直しを拒んだ。前回の式典のあり方に対し、大阪高裁から疑義が表明された経緯などには目を向けず、天皇の権威を高めるために明治になって作られた形式にこだわった。 平成流と呼ばれた上皇ご夫妻の活動を通じて、「国民に…

即位の礼について(1) ~政教分離を言い募る「倒錯趣味」~

《天皇陛下が即位を内外に宣言する「即位礼正殿(せいでん)の儀」が、きのう皇居で行われた。 陛下のおことばは、憲法にのっとり、国民統合の象徴としての務めを果たすと誓うもので、昭和から平成になった際に上皇さまが述べたものとほぼ重なる内容だった。…

河野防衛相の「雨男」発言について

《「ここで速報です」 2019年10月28日夜の「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、メインキャスターを務めるフリーアナウンサーの徳永有美さんがこう伝えたのは、番組開始後約14分頃(22時10分頃)。トップニュースとして、女優の八千草薫さんが88歳で亡く…

閣僚の靖国神社参拝について(5) ~歪められた過去に縛られること勿れ~

《靖国神社には東京裁判のA級戦犯が合祀(ごうし)されている。政府の指導的立場にある者が参拝すれば、過去の侵略戦争を正当化したと対外的に受け取られかねない》(10月18日付北海道新聞社説) 東京裁判という戦勝国の「復讐劇」で、文明社会にあるまじき…

閣僚の靖国神社参拝について(4) ~宗教否定とマルクス思想~

マルクスは言う。 《宗教は、人間的本質が真の現実性をもたないがために、人間的本質を空想的に実現したものである。それゆえ、宗教に対する闘争は、間接的には、宗教という精神的芳香をただよわせているこの世界に対する闘争なのである。 宗教上の悲惨は、…

閣僚の靖国神社参拝について(3) ~津地鎮祭最高裁判決~

津地鎮祭判決は次のようなものであった。 《最高裁(8名の裁判官の多数意見)は、政教分離原則をゆるやかに解しつつ、目的・効果基準を用い、憲法20条3項により禁止される「宗教的活動」とは、宗教とのかかわり合いがわが国の社会的・文化的諸条件に照らし信…

閣僚の靖国神社参拝について(2) ~「政教分離」という言葉は憲法にない~

《首相や閣僚による靖国参拝は、憲法が定める政教分離の原則からみても疑義がある。衛藤、高市両氏とも「私人として」というが、閣僚という立場で公私は分かちがたい》(10月19日付朝日新聞社説) そもそも日本国憲法には「政教分離」という言葉は出て来ない…

閣僚の靖国神社参拝について(1) ~平和主義は共産主義革命の手引き~

《秋の例大祭が行われている靖国神社に、先月の内閣改造で初入閣した沖縄北方相の衛藤晟一氏と、総務相に再任された高市早苗氏が相次ぎ参拝した。閣僚が春と秋の例大祭や8月15日の終戦の日に靖国を参拝するのは、2017年4月の高市氏以来、2年半ぶり…

新聞週間に向けての新聞の意気込みについて(3) ~「信用」こそ重要~

《紛争が絶えない中東地域の実情を知るほど、平和の尊さを再認識する。一方、地域の不安定化はガソリンや灯油の価格に直結する。 世界のどこかで起きていることが私たちの日常生活に影響する》(10月17日付北海道新聞社説) 別に<平和の尊さ>を中東情勢か…

新聞週間に向けての新聞の意気込みについて(2) ~自己陶酔的北海道社説~

《人々の知る権利に応える。その決意を新たにしたい》(10月17日付北海道新聞社説) これは単なる綺麗事である。北海道社説子の言う<人々>とは、新聞の色からしておそらくは「護憲派」のことであろうし、<知る権利に応える>とはその「護憲派」が欲しがっ…

新聞週間に向けての新聞の意気込みについて(1) ~「メディアリテラシー」の必要性~

《紙面の片隅で、ふと目にした記事をきっかけに社会への関心が高まる。読者と社会をつなぐ役割を果たせるよう、報道の充実に努めたい》(10月14日付読売新聞社説) 何だろう、この「ゆるふわ」な文章は? SNSの普及によって新聞が非常に厳しい状況に追い込ま…