保守論客の独り言

社会の様々な問題に保守の視点で斬り込みます

麻生氏の<民度>発言について(2) ~心卑しき文句垂れ~

《日本の新型コロナウイルスによる死者が欧米諸国と比べて少ないことについて、麻生太郎副総理兼財務相が4日の参院財政金融委員会で「民度のレベルが違う」と発言した。「民度」は人民の生活や文化の程度を意味する。 新型コロナで多数の死者を出した国々は…

麻生氏の<民度>発言について(1) ~「何言ってるか分からない」蓮舫女史~

《麻生副総理兼財務大臣は、4日開かれた参議院の財政金融委員会で、日本での新型コロナウイルス感染症による死者数はほかの先進国と比べて少ないと指摘したうえで、その理由について「国民の民度のレベルが違う」と述べました》(NHK NEWSWEB 2020年6月4日 …

検事と記者のずぶずぶの関係について

西日本新聞の永田健・特別論説委員は自問する。 《黒川弘務前東京高検検事長が記者と賭けマージャンをしていたことが発覚し、辞職に追い込まれた。 そもそも賭けマージャン自体が違法であるし、緊急事態宣言の発令中に「3密」状態で遊んでいたのもよろしく…

種苗法改正案について(2) ~日本の農業の未来図をどう描くかが問題だ~

《改正案の背景には、近年、登録品種の優良なブドウやイチゴなどが中国や韓国に不正に持ち出されて栽培され、販売されているケースが相次いでいることがある。 このため、開発者が品種登録の際に輸出可能な国や国内の地域を指定できるようにし、歯止めをかけ…

種苗法改正案について(1) ~一理ある柴咲コウの問題提起~

女優・柴咲コウ女史が と反旗のツイート(現在は削除)を投稿し一躍話題となった「種苗法」。「検察庁法」と印象が重なってしまいがちであるが、反政府色の強い小泉今日子女史と違い、柴咲女史の主張には(別にファンだからという訳ではないが)一理あると思…

なぜ中学生は制服を着るのか

《福岡県の公立中1年のA君は「制服を着たくない」と悩み続けている》(西日本新聞 2020/5/30 11:00) という。 《A君は全員が同じ服を着用することで個性が軽視され、大人たちが納得する「中学生らしさ」が押しつけられているように感じるという》(同) …

『テラスハウス』とSNS(3) ~最初が肝心~

何が問題なのかを最初に掴(つか)み損なっては出る答えも出せない。「最初が肝心」なのである。女子プロレスラー木村花さんが自殺(?)したのはSNSで誹謗中傷を受けたからだと考えるのは余りにも短絡的である。それどころか、本質から目を背ける行為だ…

『テラスハウス』とSNS(2) ~炎上狙いのテレビ番組~

《リアリティー番組は、予測できない展開が視聴者を引きつけ、世界でも人気のコンテンツだ。「テラスハウス」も台本がないと宣伝していた。 しかし、実名で生身の自分をさらけ出すことになる。番組内で注目が集まれば、SNSなどで個人攻撃の的になる危険性…

『テラスハウス』とSNS(1) ~<恋愛リアリティー>と銘打った「やらせ番組」~

《男女6人の共同生活に密着するフジテレビ制作・放送の「テラスハウス」に出演していた22歳の木村花さんが亡くなった。番組内での言動をめぐり、人格をおとしめる投稿がネット上で繰り返され、自宅から遺書らしきメモが見つかったという。 番組はネットフ…

黒川検事長の辞職について(3) ~自分には多くを課さない人達~

《歴史の下降期、すなわち国家が分立主義の犠牲となって分裂する時期には、大衆は大衆であることを欲せず、大衆の一人一人が指導的人物であると信じ、すべて卓越した者に反逆し、彼らに嫌悪や愚昧や妬みを浴びせる。そういうときには、大衆は自分のばかげた…

黒川検事長の辞職について(2) ~<法の支配>とナチス~

<法の支配>にとって何とも都合悪いのが「ナチスドイツ」の存在である。このことを糊塗(こと)しようとするから何を言っているのか分からなくなる。 《「法の支配」の原理に類似するものに、戦前のドイツの「法治主義」ないしは「法治国家」の観念がある。…

黒川検事長の辞職について(1) ~法の支配~

《東京高検の黒川弘務(ひろむ)検事長が辞表を提出した。コロナ禍で外出自粛が求められているさなかに、産経新聞記者の自宅で賭けマージャンをしたと週刊文春が報じ、法務省の聞き取りに氏も事実を認めたという。 公訴権をほぼ独占し、法を執行する検察官と…

芸能人の政治的発言について(4) ~対案なき無責任な反対~

《絶対に認められないことがある一方で、例えば、夫婦別姓制度などは、是か非か以外に選択制という第三の道がある。「妥協」というと、「敵-友」といった単純な二項対立的政治観に立てば、否定的な意味となろうが、本来は読んで字の如(ごと)く、多様な人…

芸能人の政治的発言について(3) ~ころっと騙される政治素人~

芥川賞作家の平野啓一郎氏は言う。 《「政治について語ること」は、依然としてタブー視されがちである。政治は立法を伴って、一つの社会システムを形成するために、対立する意見に優劣をつけ、選択を迫ることになる。検察庁法改正によって、内閣や法務大臣に…

芸能人の政治的発言について(2) ~反論を許さない独り善がり~

《テレビや新聞、雑誌、インターネット上などで名前や顔が知られ、数多くのファンを抱える芸能人は確かに、社会の秩序や反響の大きさを意識して発言すべきだろう。だが、誰しも自分の意見や考えを公表、発信する行為をためらう必要はない。 憲法は21条で、…

芸能人の政治的発言について(1) ~自分だけの自由を欲しがる人達~

《今国会での採決が見送られた検察庁法改正案を巡り、民主主義の根幹を揺るがしかねないと感じた社会現象があった。芸能人らが会員制交流サイト(SNS)で発した法改正反対の意見に、差別発言とも言える批判が出たことだ》(5月24日付河北新報社説) <…

GDP連続減について(3) ~発想の転換が必要だ~

《企業経営者は「新常態」に適応した働き方改革や収益戦略を練り直し、国民一人ひとりの感染防止に向けた努力も改めて問われよう》(5月18日付日本経済新聞社説) 景気が堅調であれば、働き方を見直そうという話も分からなくもないが、今直面している困難な…

GDP連続減について(2) ~日経社説も変~

《政府は追加対策となる第2次補正予算案を検討している。経済成長の悪化を受け、補正の中に規模の大小を問わず企業の急激な経営悪化を防ぐための施策を確実に盛り込むべきだ。 具体的には政府系金融機関を通じた事実上の政府保証による融資枠の大胆な拡充策…

GDP連続減について(1) ~おかしなことを言う読売社説~

《1~3月期の実質国内総生産(GDP)の速報値は、前期比の年率換算で3・4%減だった。消費増税の影響を受けた前期より減少率は縮小したが、約4年ぶりに2四半期連続のマイナス成長となった》(5月19日付読売新聞社説) この統計を見て、読売社説子は…

検察庁法改正見送りについて(4)  ~議論出来ない国会の方がよほど問題~

今の国会議員に「議論」を望むのは「無い物強請(ねだ)り」ということなのかもしれないが、本来国会議員とは国会で議論をするために選挙で選ばれた人達のはずである。 国民の声を聞いて、ただそれを政策に反映すればよいだけであれば、今ならインターネット…

検察庁法改正見送りについて(3)  ~国会を軽視する枝野立憲代表~

立憲民主党の枝野幸男代表は次のように言う。 「こんにちは、枝野幸男です。検察庁法の改悪についてこの国会で強引に採決をすることを政府与党は断念をしたようです。ちょうどこの動画を録画をしているこの時間帯、与野党の国会対策の担当者の間で、今様々な…

検察庁法改正見送りについて(2)  ~さっしーの暴露~

フジテレビ『ワイドナショー』(17日放送)でタレントの指原莉乃(さっしー)が今回の騒動について私見を述べた。 東野幸治:指原さん、どうなんですか。芸能人が政治的なことを呟くっていうのが、なんか、もっと勉強してから呟け、とかいうような意見もあっ…

検察庁法改正見送りについて(1)  ~議会制民主主義の破壊~

《内閣の裁量で検事総長や高検検事長らの定年延長を可能とする特例を盛り込んだ検察庁法改正案は今国会での成立が見送られた》(5月19日付毎日新聞社説) これをもって朝日新聞の鮫島浩氏は次のようにツイートした。 7年以上に亙って安倍政権の横暴を許し…

学習遅れ「複数年で解消」について ~現場感覚を尊重すべきだ~

《新型コロナウイルスの影響による休校の長期化で学習の遅れが深刻になっていることを受け、萩生田光一文部科学相は15日の記者会見で、予定していた学習内容を年度内に終えられない場合、「特例的に最終学年以外は、複数年度の教育課程の編成を認める」と…

核燃料サイクルについて(2) ~<高速炉>は1つの試金石~

《いま、国内外にある日本のプルトニウムは、6千発の原爆に相当する46トンにものぼる。その削減が日本の国際公約だ。 にもかかわらず、新たにプルトニウムを取り出せば、「唯一の戦争被爆国なのに、本当にプルトニウムを減らす気があるのか」と国際社会か…

核燃料サイクルについて(1) ~後ろ向き思考をやめよ~

《青森県六ケ所村に日本原燃が建設している使用済み核燃料の再処理工場について、原子力規制委員会が新規制基準に適合するとの審査書案を了承した》(5月14日付朝日新聞社説) が、朝日社説子は、 《原発で使い終えた核燃料を再処理してプルトニウムを取り出…

「#検察庁法改正案に抗議します」と呟く流行り病(5) ~山尾志桜里衆院議員の論点整理~

山尾志桜里衆院議員が論点を次の4つに絞って意見を述べている。 ①「国家公務員の定年引上げにまで反対するのか」 ②「検察官も国家公務員なんだから同じでよいじゃないか」 ③「起訴独占主義や人質司法の問題に比べれば些末」 ④「反対する人は検事総長は誰が…

「#検察庁法改正案に抗議します」と呟く流行り病(4) ~朝日の民主主義は勝手主義~

《権力の暴走を防ぐためにどんな仕組みをつくるか。三権の均衡と抑制をいかに図るか――。この民主主義の基本を首相は理解していないし、理解しようともしない》(5月12日付朝日新聞社説) 朝日の言う<民主主義の基本>とは何か。まさか行政府に属する検察庁…

「#検察庁法改正案に抗議します」と呟く流行り病(3) ~産經・田北女史の解説~

産經新聞 月刊『正論』編集長・田北真樹子女史は、次のように解説する。 「芸能人の皆さんがこういう風に発言するのは私はまったく否定しないんですけど、何に皆さん否定するのか分かった上でやられるべきだと思うんですね。で、この方々が果たして一つ分か…

「#検察庁法改正案に抗議します」と呟く流行り病(2) ~火事場泥棒と呼ぶ下品~

落語家でタレントの笑福亭鶴瓶が10日、MBSラジオ「ヤングタウン日曜日」で次のように語った。 「歴史の教科書にあかん人載りますよ。この政権あかん人が多いなって出ますわ」 「いい政治家と悪い政治家が分かる。俯瞰(ふかん)でみられない政権をやっとんな…