保守論客の独り言

社会の様々な問題に保守の視点で斬り込みます

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「女系天皇」はありか?(3)日本国憲法は伝統違反

神道学者の高森明勅(たかもり・あきのり)氏は言う。 《敬宮殿下こそ次の天皇に最もふさわしい、と受け止めている国民は多い。それは、皇位継承の安定化のために欠かせない第一歩でもある》(高森明勅「皇室研究家が断言…『皇位継承の安定化を本気で願うな…

「女系天皇」はありか?(2)伝統を議論する場づくりが必要だ

上野通子参院議員の請願は、次の2点が実現されることを求めるものであった。 1、いわゆる「女性宮家」創設は、皇位継承をめぐる諸問題を生じさせ、我が国建国以来の万世一系、男系継承の維持を危険にさらし、真の意味での皇統の危機を招くおそれがあるため…

「女系天皇」はありか?(1)女系天皇の議論を促す自民・石破氏

《自民党の石破茂元幹事長は4日配信のインターネットテレビ「ABEMA(アベマ)TV」の番組で、安定的な皇位継承の議論を巡って「男系の女性天皇の可能性、女系の男性天皇の可能性、これを全部排除して議論するのはどうなのだろうか」と述べ、母方にのみ天皇の…

お上任せで自ら考えない日本人【最終回】(7)「地震ハザードマップ」は「はずれマップ」

「全国地震動予測地図2020年版」 名古屋大学・鷺谷威(さぎや・たけし)教授(地殻変動学)は、この「地震ハザードマップ」を批判する。 「赤く色分けされた南海トラフ沿いの地域や首都圏以外は『安全』だと国民に誤解させることにしかなっていない。危険は…

お上任せで自ら考えない日本人(6)予算獲得のために都合のよい予測モデル

《2013年当時の事務局側の担当者は、地震調査推進本部委員長、分科会トップ、事務局の「御前会議」で事前に時間予測モデルが落としどころになると示し合わせた、と証言する》(小沢慧一「「30年以内に70~80%で南海トラフ地震が発生」はウソだった…地震学者た…

お上任せで自ら考えない日本人(5)発生確率80%は予算獲得のための「不安商法」

《2013年評価が決定される前年には、海溝型分科会の委員らは時間予測モデルをやめて、確率が20%程度に下がっても単純平均モデルを使う方向で意見をまとめていた。だが、政策委員会との合同部会では、会議を重ねるごとに、分科会側が政策委員会側に譲歩して…

お上任せで自ら考えない日本人(4)南海トラフ巨大地震の発生確率は科学的でなく政治的数値

東京新聞の小沢慧一記者は、取材先の鷺谷威(さきがや・たけし) 名古屋大学教授(地殻変動学)の言葉に耳を疑った。 「南海トラフの発生確率が水増しされている。その数字、意味ないよ」(小沢慧一「「30年以内に70~80%で南海トラフ地震が発生」はウソだった……

お上任せで自ら考えない日本人(3)臨時情報は「社会実験」と称する日本地震予知学会会長

フジテレビ情報バラエティ番組「ワイドナショー」(18日放送)に出演した日本地震予知学会会長の長尾年恭氏は、 《「どういう反応が起きるか、内閣府は分からなかったと思う。非常に離れた場所の海水浴場が遊泳禁止になることは想定していなかった」として…

お上任せで自ら考えない日本人(2)社会学者古市氏の批判

臨時情報が出たせいで、 《一部の海水浴場や花火大会を取りやめる事態に。高知県内で70の宿泊施設で、9500人のキャンセルが出るなど、1億4300万円の経済損失があった》(2024/08/18付デイリースポーツonline) と言う。18日のフジテレビ情報バラエティ番組…

お上任せで自ら考えない日本人(1)南海トラフ地震臨時情報に肯定的8割

《共同通信社が17~19日に実施した全国緊急電話世論調査によると、南海トラフ巨大地震の発生可能性が通常より高まったことを知らせる南海トラフ地震臨時情報について「可能性が少しでも高まったなら、出してほしい」と回答した人が82.1%に上った。「可能性…

欧米大使の長崎・原爆の日の式典欠席について【最終回】(7)信濃毎日新聞社説

《イスラエルが招待されなかったことを理由に、米国の駐日大使らが欠席したのは筋違いだ》(8月10日付信濃毎日新聞社説) 〈筋違い〉とは、「道理から外れている」ということだ。が、イスラエルが招待されなかったから、米国の駐日大使らが欠席するという…

欧米大使の長崎・原爆の日の式典欠席について(6)中國新聞社説

《パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスと戦闘し、おびただしい民間人犠牲を生んでいるイスラエルを、長崎市は式典に招待しなかった。それを理由に、米国、英国をはじめ日本を除く先進7カ国(G7)などが駐日大使参列を見送ることになったのだ。 米国が…

欧米大使の長崎・原爆の日の式典欠席について(5)京都新聞社説

《長崎市がきょうの「原爆の日」に開く平和祈念式典で、米欧が駐日大使の出席を取りやめる動きが出ている。パレスチナ自治区ガザ情勢を巡り、イスラエルを招待しなかったことに対する措置という。 エマニュエル駐日米大使は、一方のパレスチナが招待されてい…

欧米大使の長崎・原爆の日の式典欠席について(4)産經主張

《原爆の日を迎えた長崎で平和祈念式典が開かれた。犠牲者を追悼し、平和への決意を新たにする式典だ。 ところが、式典に水を差す事態が起きた。長崎市がイスラム原理主義組織ハマスと戦闘中のイスラエルの駐日大使を招待しなかったからだ。疑問視した日本以…

欧米大使の長崎・原爆の日の式典欠席について(3)読売社説

《毎年8月に広島と長崎で開かれる式典を通じて原爆の悲惨さを発信し、核保有国にその使用を思いとどまらせることは、唯一の被爆国である日本の責務だ》(8月10日付読売新聞社説) 読売社説子は「夢想家」である。核保有国が核を使用するか否かは、戦争に…

欧米大使の長崎・原爆の日の式典欠席について(2)朝日社説

《長崎の式典では、米英など主要6カ国と欧州連合(EU)の大使級が欠席した。これまでの積み重ねを損なう残念な対応であり、およそ納得できない》(8月10日付朝日新聞社説) 別に朝日社説子が納得しようがしまいが関係ない。が、〈これまでの積み重ね〉…

欧米大使の長崎・原爆の日の式典欠席について(1)毎日社説

《長崎・原爆の日の式典を米国や英仏など欧州主要国の大使が欠席した。イスラエルが招待されなかったことが理由という。 (中略) 平和式典は、原爆による死没者を慰霊し、核兵器のない世界の実現を願う厳粛な場だ》(8月10日付毎日新聞社説) が、平和式…

巨大地震臨時情報について(4)【最終回】生殺与奪の権を握る政府

高知県南国市の高知コア研究所で地震の発生メカニズムなどを研究する濱田洋平主任研究員は言う。 「地震と地震との間の関係というのは、未だ発展途上であって実際どのようなメカニズムで地震が連動するもしくは波及していくのかはまだ詳しくはわかっていない…

巨大地震臨時情報について(3)全国地震動予測地図

「全国地震動予測地図」というものがある。 (全国地震動予測地図2020年版) そして、「地震動予測地図を見てみよう」と題し、次のような言い訳、元(もと)い、注意書きが付されている。 ●「確率が低いから安全」とは限りません 日本は世界的に見ると地震に…

巨大地震臨時情報について(2)正当に怖がることが必要だ

《南海トラフ地震の危険が高まった際に気象庁が出す「臨時情報」が初めて発表された。マグニチュード(M)8〜9級の地震の可能性が通常より高まったとして「巨大地震注意」を呼びかけた。 臨時招集された評価検討会の平田直会長は「発生確率が普段よりも高く…

巨大地震臨時情報について(1)地震学者の「アリバイ」工作

《8日午後4時43分ごろ、宮崎県の日向灘を震源とするマグニチュード(M)7・1、最大震度6弱の地震が発生した。 この地震で、気象庁は近い将来の発生が懸念される南海トラフ巨大地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まったとする「巨大地震注意…