突如有名芸能人が政治に目覚め、続々と「#検察庁法改正案に抗議します」とツイートしている。
＜株式会社明後日＞とは、自身が代表を務める小泉今日子である。余程KYON2（キョンキョン）は安倍晋三首相が嫌いなのであろう。４月22日付のツイートでも「アベノマスク」を扱（こ）き下ろす。
＜汚（きたな）らしい嘘や狡（ずる）＞とは具体的に何を指しているのであろうか。森友、加計、桜といった野党やマスコミが作った「疑惑」にただ踊らされているだけではないのか。
果たしてこのカビだらけのマスク画像は「本当」なのか？ と疑ってみることはないのだろうか。安倍首相の発言は「嘘」で、安倍批判者たちの情報は「本当」だと考える根拠は何か。形振り構わず安倍下ろしを画策する人たちを見ていると、安倍首相の発言よりも安倍批判連の情報の方がはるかに怪しくはないだろうか。
この「相関図」がまたまた怪しい。＜森友学園に国の土地を安く売ったり、国のお金を勝手に使って桜を見る会を開いたりしているんじゃないかと疑われていた安倍晋三は、ずっと黒川検事長から守ってもらっていた＞。森友学園の国有地売却に安倍首相は関わっていない。＜疑われていた＞という言葉を付ければ何を言っても言い訳ではない。
「嘘も100回言えば本当になる」とばかりに、純朴な国民に「偽情報」を刷り込もうとするのは許されない。
＜桜を見る会＞にしても、国のお金を勝手に使った訳ではない。かつての「観桜会」を復活させる形で、1952（昭和27）年、総理大臣主催の会として吉田茂首相が始めたのが「桜を見る会」であり、いわば恒例行事である。招待者を広げ過ぎたことやその選出に疑問が残るという問題はあるにしても、このことが国家の一大事であるかのように騒ぎ立てるような話ではない。
が、立憲民主党の石垣のりこ衆院議員は、コロナよりも桜を優先した。
「本来であれば、新型肺炎ウィルスの件、また自衛隊の中東派遣など、我が国において、我が国に住む人々、その生命と財産、そこに直結する問題を質疑したいところではございますけれども、我が国の安全の最大の障壁となっているこの政権の公文書管理及び公金管理の杜撰さ、責任感の無さを糾さなくてはならないと思います。
そのためにこの政権の堕落の象徴とも言える「桜を見る会」について主に質疑をさせていただきます」（1月29日参議院予算委員会）
＜安倍晋三は、ずっと黒川検事長から守ってもらっていた。これからも逮捕されたくない晋三だった＞。何か安倍首相に＜逮捕＞されかねない問題があるかのように臭わせているのも醜悪である。安倍批判連の難癖ですら法に触れるような話ではない。
色恋の三角関係に喩えた三権分立図も舐めている。三権分立は互いに手を出さないのではない。「抑制と均衡」が基本である。
（衆議院HP）【続】
